ホワイトニング(歯の漂白)のリスク/避けるべき人について

ホワイトニング

ホワイトニングは天然歯だけを白くする

ホワイトニングは自分の歯だけを白く漂白するので、差し歯など人工の歯や詰め物がある場合にはホワイトニング後に他の歯と色調を合わせるために、作り直す必要があります。

ホワイトニングを避けるべき方

ホワイトニングは過酸化水素や過酸化尿素を使うので、それらに対して健康被害が起きるような全身、口腔状態にある場合にはホワイトニングを受けることができません。
 
具体的には以下に当てはまる方は避けなければなりません。
 
《ホワイトニングの禁忌症》
  • 妊婦や授乳中の女性
  • 漂白剤にアレルギーのある人
  • ラテックスにアレルギーのある人
  • 無カタラーゼ症の人
  • エナメル質・象牙質形成不全症による変色
  • 重度の知覚過敏を有する歯
  • 金属塩による着色
  • 未成年者
 
★ラテックスにアレルギーのある人はホームホワイトニングで対応可能です。
 
★重度の知覚過敏とは、歯周病で歯根がかなり露出している場合や、歯にクラック(ひび)が入っている場合ですが、その部位をうまく歯肉保護材で覆ってあげればオフィスホワイトニングは可能です。
 
★金属塩による着色とは金属のかぶせ物や薬で金属の色が歯に着いてしまった状況です。ホワイトニングは有機性着色物質を分解しますので、無機である金属による着色は分解できません。
 
★当院では歯科医師の倫理として本人が責任を持って処置に関する判断ができる年齢(20歳以上)をホワイトニング対象年齢としています。
 

ホワイトニングが難しいタイプの歯について

 
  • 灰色がかった色調の歯
  • 歯の表面に白斑や帯状の着色が見られる歯
  • テトラサイクリン変色歯
 
灰色の着色はホワイトニングで白くするのが難しく、白さの改善が限定的となります。特にテトラサイクリンによる強度の灰色の着色は色を薄くすることはできますが、あまり期待しないほうが良いでしょう。これらが原因の着色の場合には歯を削ってジルコニアやセラミックの歯を入れます。
 

ホワイトスポットとホワイトニング

白斑の着色は歯に生まれつき存在していたものでホワイトスポットと呼ばれます。内部に埋まって最初は見えなかったのにホワイトニングをしている最中に目だってくるタイプもあります。この場合はホワイトスポットを薄くするマイクロアブレージョン処置を行ってから、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングすると改善することが多いです。もちろん、マイクロアブレージョンだけで目立たなくなる患者さんも多いのですが、ホワイトスポットが深い場合には上記のようにマイクロアブレージョン処置で薄くしてからとり切れない分をホワイトニングで目立たなくするのです。

ホワイトニング後の再着色(後戻り)

ホワイトニングで歯を白くした後、特に24時間内に色の強い飲み物や食べ物を摂取すると歯の白さが失われてきます。また、徐々に歯の白さが失われていきますので歯の白さを維持したいなら、半年や一年に一回は再度ホワイトニングを受ける必要があります(後戻りの速さは生活習慣によるので個人差があります)。とはいえ、一度ホワイトニングしたことのある歯は白いので後戻りしたとはいえ分かるほどの白さを保っています。

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